現代的な犯罪リスクに立ち向かう

最近の泥棒はとてもずる賢くなって来ています

語弊がある表現ですが、最近の泥棒は非常に有能です。
正確に言えばずる賢く狡猾に狙う家を選別してから侵入を試みます。
昔のようにとりあえずお金持ちそうな家に忍び込んで金品を物色する、というスタイルは時代遅れです。
最近の泥棒は入念に下見をします。
下見をした結果、セキュリティが弱そうな個人宅に狙いを絞り込みます。
泥棒が侵入したくなる家にはいくつかの条件があります。
例えば、番犬が居ない事、防犯カメラが設置されていない事、平日のお昼頃の人通りがほとんど無い事、そして何より玄関先や勝手口の鍵が古いタイプの物である事です。
こういった特徴に該当する家は高確率で泥棒のターゲットにされてしまうため、改善と対策が課題となります。

勝手口の鍵は盲点になりやすく、空き巣被害の原因に

最近の泥棒はスピードを最も重視しており、そもそも侵入に時間が掛かりそうな家はたとえ大豪邸であったとしても、スルーします。
一方で鍵が取り付けられていないお宅、あるいは古いタイプの錠前で即座に破壊出来そうなお宅などは、たとえ一般的な住居であったとしても、泥棒に入られてしまいます。
特に勝手口の鍵は盲点になりやすい部分です。
今まで一度も泥棒に侵入された事が無いので、壊れたまま、あるいは古いタイプのままでは大丈夫だろう、と楽観的に考える方々もいますが、その油断こそが最近のご時世ではとても危険です。

最近の泥棒は強引な手口で鍵を突破する事も

勝手口こそ泥棒が最も優先的に侵入経路として選択する場所です。
たとえ玄関に立派な防犯カメラを設置したとしても、勝手口の側の鍵のセキュリティが甘いと、泥棒の侵入をみすみす許してしまいます。
泥棒と言えば、盗賊の七つ道具のようなツールで、錠前をピッキングしてから侵入するイメージがあるかもしれません。
しかし、それはドラマやコントのイメージであり、最近のリアルな泥棒は時間を掛けるのを非常に嫌い、力技で古びた錠前を破壊して侵入する事が多いです。
そのため、現代的な犯罪のリスクを避けたいなら、破壊攻撃にも強い強固な錠前に取り替えるか、カードキータイプの物に付け替える等の鍵交換の対策が必要です。