大家の春の恒例行事は鍵の交換

私の実家はマンションを経営しています。
春になると、引っ越ししていく人、そして新しくその部屋に入居する人、といった人の出入りが毎年のように、どこかの部屋であります。
入居者が引っ越していったあと、掃除などで数日空いている間に、大家がしなくてはならないのが、部屋の鍵の交換です。
前の方が万が一、合い鍵をもっていたりしたら、次の入居者の方が不安ですし、賃貸をしていると、もう誰かが出て行ったあとの部屋の鍵を交換するのは、当たり前のことになっています。
以前はかなり面倒で大がかりだった鍵の交換も、最近では随分と簡単になり、インターネットなどで業者さんに依頼して、明朗な価格であっというまに鍵の交換ができてしまいます。
大体毎回、どんどん鍵の品質が良くなり、また防犯の品質も良くなっているのが、鍵屋さんの説明を聞いているとよくわかります。
マンションなどですと、小さな部屋のわりに、あまりとなり近所とのおつきあいがなかったりするので、鍵はしっかりしめ、中々開かないような不正開錠に対応できるものでないとなりません。
最近は鍵の交換をすると、なんと無料保証もついてくることがあり、工事してから2年以内に壊れた際には無料にて修理や、新しいものと交換してくれるという、面白い鍵の交換に附帯するサービスも、あります。
大家としては、こういった鍵を交換した際の、すべての書類をちゃんと保管しておかないと、折角保証があっても、請求し忘れてしまうことがありますので、しっかり覚えておかないと、です。
それからちょっと鍵を交換するときに、つい忘れてしまうのが、インターネットで鍵の交換を手配した際には、出張費も請求額に加算されるということです。
昔だと、出入りの鍵屋さんがすべてコミコミの請求書を送ってきたので、どういう内訳なのかわかりませんでしたが、最近はきちんと、鍵、作業費、出張費、というようにブレークダウンした内訳が出ているのでとても明朗会計です。
鍵の交換を手配して、お金を払って、新しくついた鍵をみていると、何だかまた春がきたなー、という気持ちになります。